CloudiwayのSlack移行ソリューションは、専門的な技術力を必要とする移行を企業がシンプルなSaaSインターフェースを介して実行できるよう支援します。これにより、追加のソフトウェアのインストールやオーバーヘッドの必要なしに、安全かつ迅速なSlack →Teams移行が確立されます。
このガイドは、リモートシステムに接続し、さまざまな管理ツールを使用することのできる、経験豊富なシステム管理者を対象としています。
Slackから移行できるものの一覧はこちらのページに記載されています:SlackからTeamsへの移行。
セキュリティに関する詳細は、こちらの記事をご参照ください。
移行のパフォーマンスに関する詳細は、こちらの記事をご参照ください。
Cloudiwayプラットフォームでは、自動ライセンス割り当てを行っております。ライセンス管理についての詳細は、この記事をご参照ください。
デルタ移行はCloudiway機能の1つであり、この機能により、移行を段階的に行うことができます。変更はデルタパス中に移行されます。削除は伝播されません。
当社では自社製品のサポートは提供していますが、PowerShellや、Microsoft製品のサーバー管理といった、サードパーティ製品のサポートは提供しておりません。
これらの手順を完了するのが困難なのではと不安な方は、当社のコンサルティングチームによるコンサルティングサービス付きソリューションをご検討ください。当社までお問い合わせください。専門家との相談により、迅速で費用効果が高く、ストレスフリーな移行を確立することができます。
移行には、Graph APIsとCSOM呼び出しの組み合わせが使用されます。したがって、GraphとCSOM呼び出しを実行するには、ソースとターゲットで特定の権限を設定する必要があります。
Slackからの移行では、適切なパーミッションでOAuth認証を設定する必要があります。
Slackには、メールアドレスが含まれた権限およびメタデータ(createdby、modifiedbyなど)があります。移行中は、これらのアドレスをターゲットアカウントに変換する必要があります。
これを達成するために、Cloudiwayではマッピングテーブルを使用して変換を実行しています。
重要事項:マッピングテーブルは完全であることが必要です。メールアドレスが欠落している場合、欠落したアドレスは変換されず、そのアドレスの権限もメタデータも失われてしまいます。
移行にあたっては移行専用のOffice 365アカウントを作成されることをお勧めします。移行がすべて完了したら、このアカウントを削除すればよいのです。
Cloudiwayでは自動的にチームを作成しますので、チームは移行前に存在する必要はありません。すでに存在している場合は、既存のチームが使用され、そこにデータが追加されることになります。
Graph APIs呼び出しは、特定の権限が付与されたAzure Active Directoryアプリケーションを介して実行されます。
Azure Active Directoryアプリケーションは手動で作成してもよいですし、プラットフォームに作成させることもできます。
Azure Active Directoryアプリケーションおよび関連の権限の作成については、当社「Azureアプリ登録の作成方法」ページをご参照ください。
SlackからTeamsへの移行を促進するためには、Cloudiwayはソースドメインとターゲットドメインの両方と通信できる必要があります。これを可能にするのに、Cloudiwayではコネクタを使用します。コネクタはソーステナントごと、およびターゲットテナントごとに設定する必要があります。コネクタの構成方法については、このページをご参照ください。
注:Slackトークンを生成するには、こちらのページ:Slackトークンの生成方法をご覧ください。
大規模なプロジェクトの場合は、複数のコネクタを作成し、それらを並行して使用することも可能です。 こうした構成を設定する必要がある場合は、Cloudiwayコンサルティングサービスまでお問い合わせください。
注:移行のテストにあたっては、トライアルライセンスの使用が可能です。トライアルライセンス割り当てについては、この記事をご参照ください
移行を実行するには、Sites > Group Listの順にお進みください。
Get List オプションを使用し、移行するSlackチャネルのリストを以下のように満たします。
これでSlackに接続し、利用可能なすべてのチャネルを取得することができます。
接続したいコネクタを選択し、GETをクリックします。
注:このタスクの進行状況はGlobal Logsで監視できます。
リストを取得したら、ターゲットコネクタをエントリに割り当てる必要があります。
エントリを選択し、MANAGE、Assign Targetの順にクリックします。
コネクタを選択し、Assignをクリックします。
すべてのチャンネルのCSVファイルがあれば、そのファイルをCloudiwayにアップロードすることができます。
「MANAGE」→「Import」をクリックし、CSVファイル、ソースとターゲットのコネクタを選択し、「Upload」をクリックします。
Slackは、別のチームに移行することも、同じチーム内の別のチャネル(パブリックまたはプライベート)に移行することも可能です。
Slackチャンネルをチームに移行する場合、3つのオプションがあります。
チームやチャンネルがターゲットに存在しない場合は、前処理タスクで作成されます。
重要:
チャットメッセージは移行時のタイムスタンプ付きで投稿され、メッセージスレッドの下部に表示されますのでご注意ください。また、メッセージのエラーが発生してマイグレーションを再開すると、そのメッセージはデルタパス中にプッシュされ、スレッドの一番下に再び表示されることに注意してください(これにより、メッセージの時系列的な乱れが発生します)。これはMicrosoft Graph APIの制限事項です。
ターゲットにPrefixを追加しますか?
「対象グループ名と対象グループ」の「メールアドレス」にPrefixを追加することができます。
グループ一覧で、1つまたは複数のオブジェクトにチェックを入れ、「Manage」から「Add Prefix」ボタンをクリックします。
ポップアップにPrefixを入力し、SAVEします。
この段階で、移行の準備ができました。
Global Settingsで設定を見直すことができます。
Membership Migration |
チームメンバーの移行を有効にします。 |
Conversation Migration |
チャネルの「会話」の移行を有効にします。もっと見る。 |
Planner Migration |
「プランナー」の移行を有効にします。 |
Mailbox Migration |
チームのメールボックスの移行を有効にします。 |
Mentions Migration |
「メンション」の移行を有効にします。 |
Migration of TermStore |
TermStoreの移行を有効にします。したがって、 ご自身でカスタマイズしたものでない限り、デフォルトの オフのままにしておいた方が安心です。 |
Migration of Permissions |
「許可」(ファイル許可…)を有効にします。 |
Migration of Sharepoint |
チームに関連付けられたSharePointサイトの移行を 有効にします。 |
Keep in target |
ターゲットにすでにファイルが存在する場合は、その ファイルを保存します(存在するファイルが上書き されることはありません)。 |
ソースSlackに関する以下の情報を報告する機能です。
チームを監査するには、Group ListでAuditを選択し、MIGRATION, Auditをクリックします。
pre-processingツールを使うと、ターゲットにチームがまだ存在しない場合に、チームを作成することができます。
pre-processingツールは具体的に何を行うのでしょうか?
ソースでは:
チームを前処理するには、Group ListでPre-Processingを選択し、MIGRATION, Pre-Processingをクリックします。
これで、グループやチームを移行する準備が整いました。
移行を開始する前に、slackチームの事前処理(上記のステップを参照)を実行する必要があります。
移行を開始するには、Group Listで移行を選択し、MIGRATION, Startをクリックします。
これにより、移行がスケジュールされます。 プラットフォームに空きができたら、すぐに移行が始まります。
リスト内のチームをクリックして移行を監視することもできます。
Cloudiwayでは、一般的なエラーメッセージ、ビデオガイド、ダウンロードなど、多くのリソースを備えた広範なナレッジベースをご提供しています。
ナレッジベースにアクセスするには、こちらをご訪問ください。:https://help.Cloudiway.com/