SharePointサイト移行ガイド

概要

1. SharePointサイト移行の手引き

SharePoint Onlineサイトの移行プロジェクトは、複雑でカスタマイズされたプロジェクトです。このようなプロジェクトは、セルフサービス ポータルでオンデマンドに実行することはできません。これらのプロジェクトには、Cloudiwayの製品ライセンスとコンサルティングサービスが必要です。SharePoint Onlineサイトの移行プロジェクトの開始には、最短で2週間かかります。詳細については、セールスマネージャーにお問い合わせください。

このガイドは、リモートシステムに接続し、さまざまな管理ツールを使用することのできる、経験豊富なシステム管理者を対象としています。

1.1. 移行できるもの

移行可能なものはこのページに掲載されています:Google SitesとSharePointの移行

1.2. パフォーマンス、セキュリティ

セキュリティに関する詳細は、こちらの記事をご参照ください。

移行のパフォーマンスに関する詳細は、こちらの記事をご参照ください。

1.3. ライセンス管理

Cloudiwayプラットフォームでは、自動ライセンス割り当てを行っております。ライセンス管理についての詳細は、この記事をご参照ください。

1.4. デルタ(差分)パス

デルタ移行はCloudiway機能の1つであり、この機能により、移行を段階的に行うことができます。変更はデルタパス中に移行されます。削除は伝播されません。

1.5. サポート

当社では自社製品のサポートは提供していますがPowerShellや、Microsoft製品のサーバー管理といった、サードパーティ製品のサポートは提供しておりません。

これらの手順を完了するのが困難なのではと不安な方は、当社のコンサルティングチームによるコンサルティングサービス付きソリューションをご検討ください。当社までお問い合わせください。専門家との相談により、迅速で費用効果が高く、ストレスフリーな移行を確立することができます。

2.必要条件

2.1. 移行の仕組み

移行には、Graph APIsとCSOM呼び出しの組み合わせが使用されます。したがって、Graphと[CSOM呼び出しを実行するには、ソースとターゲットで特定の権限を設定する必要があります。

2.2. マッピングテーブル

SharePointには、メールアドレスが含まれた権限およびメタデータ(createdby、modifiedbyなど)があります。移行中は、これらのアドレスをターゲットアカウントに変換する必要があります。

これを達成するために、Cloudiwayではマッピングテーブルを使用して変換を実行しています。

重要事項:マッピングテーブルには組織内のすべてのユーザーおよびグループが含まれている必要があります。メールアドレスが欠落している場合、欠落したアドレスは変換されず、そのアドレスの権限もメタデータも失われてしまいます。

ユーザーとサイトのマッピングテーブルはCSV形式で準備し、後でアップロードできるようにしてください。

2.3. ソースの必要条件

移行にあたっては、移行専用のアカウントを作成されることをお勧めします。移行がすべて完了したら、このアカウントを削除すればよいのです。

  • 移行専用アカウントは、CSOMアクセスの場合はSharePoint管理者である必要があります。
  • 移行専用アカウントの設定には、多要素認証(MFA)やSSO(ADFS)を使用しないでください。
  • レガシー認証をオンにする必要があります。
2.4. ターゲットの必要条件

移行にあたっては、移行専用のアカウントを作成されることをお勧めします。移行がすべて完了したら、このアカウントを削除すればよいのです。

  • 移行専用アカウントは、SharePoint管理者である必要があります。
  • 移行専用アカウントの設定には、多要素認証(MFA)やSSO(ADFS)を使用しないでください。
  • レガシー認証をオンにする必要があります。

Cloudiwayではサイトコレクションもサブサイトも自動的に作成しますので、それらは移行前に存在する必要はありません。すでに存在している場合は、既存のものが使用され、そこにデータが追加されることになります。

2.5. Azure Active Directory アプリケーション

Graph APIs呼び出しは、特定の権限が付与されたAzure Active Directoryアプリケーションを介して実行されます。

Azure Active Directoryアプリケーションは手動で作成してもよいですし、プラットフォームに作成させることもできます

[Azure Active Directoryアプリケーションおよび関連の権限の作成については、当社Azureアプリ登録の作成方法ページをご参照ください。

3. Microsoft SharePoint コネクタを作成する

Teamsをスムーズに移行させるためには、Cloudiwayはソースドメインとターゲットドメインの両方と通信できる必要があります。これを可能にするのに、Cloudiwayではコネクタを使用します。コネクタはソーステナントごと、およびターゲットテナントごとに設定する必要があります。コネクタの構成方法については、このページをご参照ください。

大規模なプロジェクトの場合は、複数のコネクタを作成し、それらを並行して使用することも可能です。 こうした構成を設定する必要がある場合は、Cloudiwayコンサルティングサービスまでお問い合わせください。

4. SharePointサイト移行の設定

注:移行のテストにあたっては、トライアルライセンスの使用が可能です。トライアルライセンス割り当てについては、この記事をご参照ください。

4.1. サイトリストSite List

サイト移行を実行するには、Sites > Site Listの順にお進みください。

このリストを満たす方法として、次の3つの方法があります。

4.1.1. オプション1: Get Sites

 MIGRATIONメニュー下にあるGet Sitesエントリがソースに接続し、サイトコレクションおよびサブサイトの全リストを取得します。

接続したいコネクタを選択し、GETをクリックします。

注:このタスクの進行状況はGlobal Logsで監視できます。

作業が完了すると、リストにすべてのサイトが表示されます。次に、すべてのエントリにターゲットコネクタを割り当てる必要があります。

エントリを選択し、MANAGEAssign Targetの順にクリックします。

コネクタを選択し、Assignをクリックします。

4.1.2. オプション2:  CSV import

すべてのチームのCSVファイルをお持ちの場合は、そのファイルを Cloudiwayにアップロードしていただけます。

ユーザー/グループのCSVファイルを入力する方法は?

「MANAGE」→「Import」をクリックし、CSVファイル、ソースとターゲットのコネクタを選択し、「Upload」をクリックします。

4.1.3. オプション3:エントリを手動で作成する

初めてのお客様の多くが、テスト目的でシングルチームを作成されています。

MANAGECreateをクリックします。

  • Source Connectors Pool: コネクタのプールを選択する。
  • Target Connectors Pool: コネクタのプールを選択する。
  • Source Recipient Type:クラシックサイトかモダンサイトを入力してください。

  • Target Recipient Type: クラシックサイトかモダンサイトを入力してください。
  • Source Site Name: 移行するサイトの名前を入力する。
  • Target SiteName: 作成したいサイトの名前を入力する(違った名前でも可)。
  • Site Address: URLのSite prefixを選択します。
  • Target URL: SharePointサイトの相対URLを入力する

OKをクリックします。

ターゲットにPrefixを追加しますか?

「対象グループ名と対象グループ」の「メールアドレス」にPrefixを追加することができます。

グループ一覧で、1つまたは複数のオブジェクトにチェックを入れ、「Manage」から「Add Prefix」ボタンをクリックします。
ポップアップにPrefixを入力し、SAVEします。

4.2. グローバル設定 

この段階で、移行の準備ができました。

Global Settingsで設定を見直すことができます。

Migration of Permissions(権限の移行):権限なしでサイトを移行したい場合は、無効にします。

Migration of TermStore (TermStoreの移行):TermStoreを使用していない場合は、無効にするとパフォーマンスの向上につながります。

4.3.  監査

ソースチームに関する以下の情報を報告する機能です。

  • ファイル数
  • ライブラリ数
  • ページ数
  • メンバーの数
  • サイト作成者
  • 最終更新日

サイトを監査するには、Site Listでサイトを選択し、MIGRATION, Auditをクリックします。

4.4. 前処理

Pre-processingツールを使うと、ターゲットにサイトがまだ存在しない場合にサイトを作成することができます。

pre-processingツールは具体的に何を行うのでしょうか?

ターゲットでは:

  • サイトコレクションとサブサイトを作成します。
  • 権限を移行します。
  • SharePointライブラリを作成します。

サイトを前処理するには、Site Listでサイトを選択し、MIGRATION, Pre-Processingをクリックします。

これで、サイトを移行する準備が整いました。

4.5. 移行

移行を開始する前に、サイトの前処理(上記のステップを参照)を実行する必要があります。

移行を開始するには、Site Listから選択し、MIGRATION, Startをクリックします。

これにより、移行がスケジュールされます。 プラットフォームに空きができたら、すぐに移行が始まります。

リスト内のサイトをクリックして移行を監視することもできます。

5. トラブルシューティング

Cloudiwayでは、一般的なエラーメッセージ、ビデオガイド、ダウンロードなど、多くのリソースを備えた広範なナレッジベースをご提供しています。

ナレッジベースにアクセスするには、こちらをご訪問ください。:https://help.Cloudiway.com/